戸建てとマンションはどっちが良い?徹底解説します。
こんにちは\(^o^)/
不動産歴6年のますおです。
家を購入する際、戸建てとマンションで迷う方は多いのではないでしょうか?
そこで今回は戸建てとマンションのメリット、デメリットを踏まえながら比較していきたいと思います。
それではどうぞ!
この記事はこんな方にオススメ
- 戸建てとマンションのメリット、デメリットを知りたい。
- どんな基準で戸建てとマンションを決めれば良い?
- 資産価値が高いのはどっち?
- 住みやすいのはどっち?
目次
戸建てとマンションの特徴
戸建てとマンションにはそれぞれ特徴がります。
【立地】
マンションの方が駅近くに多く物件があり、戸建ては駅から離れていくごとに多くなります。
【風通し】
戸建ては全ての方角に窓が付いているため、風通しは良いです。
しかしマンションは窓の位置が中部屋だと玄関側とリビング側の2箇所にしかないため、戸建てと比較すると風通しは悪いです。
しかし、角部屋になると中部屋に比べると風通しは良くなります。
【日当たり】
戸建ては道路向きや土地の形状によって大きく変わります。
南向きだと日当たりは良いでしょう。
マンションは南部屋に関しては日当たりは良いですが、北部屋になると日当たりが悪くなります。
【管理】
戸建ては家や敷地、全ての管理を自分で行う必要があります。
マンションはエントランス、階段、エレベーター等等の共用部分は管理会社が行ってくれます。
しかし古いマンションだと管理会社が入っていないため、マンション居住者で管理する必要があります。
【騒音】
戸建ては独立して家が建っているため、他の世帯からの騒音は少ない。
しかし公道に接しているため、外部の騒音、(例:車の騒音等)は多いです。
マンションは上下左右の世帯からの生活騒音があります。
しかし、上層階に行くに連れ、外部の騒音が少なくなります。
【資産価値】
戸建ては建物資産価値は下がりやすいです。
木造に関しては築30年もたてば、資産の価値はないです。
しかし土地代は永久に残ります。
マンションは建物価値が戸建てに比べると下がりにくくなっています。
しかし、建物価値しか残ろないので、下がりきってしまうと価値はほとんど残りません。
【修繕費】
戸建ては10年〜15年で外壁や屋根、バルコニーの防水工事が必要になります。
全て自己責任で計画をたてて積み立てる必要があります。
マンションは毎月、管理費と一緒にマンションの居住者全員で積み立てていきます。
【リフォーム】
戸建ては完全に自分の所有物なので、自由にリフォームができます。
マンションは管理規約によって制限がかかるケースがあります。
【セキュリティ】
戸建ては公道に接しているため、マンションと比較すると良くないです。
マンションはオートロックや管理人の在中があるため戸建てよりはセキュリティが良いです。
【駐車場】
戸建ては敷地にスペースがあれば無料で駐車ができます。
マンションは管理費、修繕積立金と一緒に支払う必要があります。
戸建てのメリット・デメリット
戸建てのメリット
【自由設計が出来る】
戸建ては自分の所有物になるため自由に設計が可能で、その後のリフォームにも制限がありません。
【管理費、修繕費、駐車場代がかからない】
戸建ては自分の所有物のため、管理費、修繕費、駐車場代が不要です。
しかし戸建てにも維持修繕は必要のため自分で積み立てる必要はあります。
【庭をもてる】
戸建ては庭をもてます。
庭で子供のプールやバーベキュー、ティータイムが出来るのはとても魅力があります。
【騒音を気にしなくて良い】
正確に言うと、マンションよりは気にしなくて良いです。
戸建ては共同住宅とは異なり、独立しているため子供遊んで下の階から苦情を言われることも、逆に苦情を言うこともありません。
【土地の資産が残る】
木造の戸建てだと築30年ほどで建物の価値はなくなります。
しかし土地の価値は永久に残ります。
そのため、子供に資産を残してあげることが出来ます。
戸建てのデメリット
【維持管理は自己責任】
マンションでは共用部分等は管理会社が段取りして修繕等をしてくれますが、戸建ては全て自己責任になります。
外壁や屋根は10年〜15年で塗装が必要になります。
それらを怠ると雨漏り等の原因になるので注意が必要です。
【防犯リスクがある】
戸建ては公道に接しているため、人が侵入しやすいです。
自分で防犯ライトをつけたり、中にはセコムなどの防犯サービスを利用する方もいます。
【耐用年数が短い】
戸建てはマンションと比較して耐用年数が短いです。
木造の戸建ての耐用年数は22年と言われておりますがこれは実際の戸建ての寿命とは異なります。
メンテナンスをしていけば寿命を築30年を超えても住むことは可能です。
【白蟻の被害がある】
木造の戸建てになると白蟻の被害が出やすいです。
白蟻の被害がでると、耐震性が悪くなり、地震が起こった際に倒壊のリスクが上がります。
5年に1度の防蟻工事を行う必要があり、相場は坪5,000円~10,000円です。
しかし、実際は建物の構造で値段は変わりますので事前に業者に確認しましょう
【駅から遠い】
必ずしもではありませんが、戸建ては駅から遠くなるにつれ多くなります。
田舎の方では駅に近い戸建ても多いですが、都心部では中々ないでしょう。
マンションのメリット、デメリット
マンションのメリット
【共用部分は管理会社が管理】
マンションの共用部分は管理会社が管理してくれます。
そのため、外壁やエレベーター、階段等の修繕を心配する必要はありません。
しかし1点注意が必要なのは、古いマンションだと自主管理といい、管理会社が入っていなく、居住者で維持管理を行わないといけません。
【セキュリティが充実】
マンションだとオートロックや管理人が在中していますので、安心です。
最近だと管理人が24時間体制で在中しているマンションもあるため、女性の一人暮らしでも安心ですね。
【室内がフラット】
古いマンションだと段差がありますが、最近の新築マンションでは室内は全てフラットなので、高齢者の方でも住みやすくなっています。
【立地が良い】
これはマンションの一番醍醐味ではないでしょうか。
マンションは駅に近い物件が多く、通勤や通学で駅を利用する人には便利です。
【耐用年数が長い】
マンションは戸建てに比べ耐用年数が長いです。
しかし、室内の設備関係はリフォームが必要ですので注意しましょう。
デメリット
【管理費、修繕費が必要】
マンションは毎月決まった額の、管理費と修繕費を支払わなければなりません。
マンションによって異なりますが、平均25,000円~35,000円になります。
【駐車場にお金がかかる】
戸建てとは違い、毎月、管理費、修繕費と一緒にお金がかかります。
【上下左右の騒音問題】
マンションの場合、外部の騒音(例、車の騒音等)はあまり感じにくいですが、
上下左右の居住者の騒音は感じやすいです。
逆に自分の部屋での騒音も周りに聞こえやすいです。
【風通しが悪い】
マンションの場合は戸建とは違い、玄関側とリビング側の2カ所にしか窓がないため風通しは悪いです。
しかし、角部屋になると窓の数が増えるため、中部屋よりは風通しは良くなります。
【リフォームに制限がある】
マンションの場合、管理規約でリフォームの制限がある場合があります。
例えば、玄関ドアやサッシは勝手に取り換えするのはNGなケースが多いです。
戸建てかマンションかは資産価値で決めるのも大事
戸建てとマンションを選択する上で資産価値を考えるのはとても大事です。
僕は不動産を購入するメリットの中でいちばん大事なのが資産の価値だと思います。
賃貸とは違い、将来的に売却できるのが持ち家の大きなメリットですが資産の価値がなければ、そのメリットが無くなります。
そこで家を購入しようと思った際に、誰にでも出来る意識して欲しいことがあります。
それは家を購入しようとしているエリアが戸建て市場か、マンション市場かを調べることです。
方法は簡単です。
アットホームやスーモでお探しエリアの戸建ての数とマンションの数を調べることです。
私は愛知県の田舎に住んでいますが、私のエリアでは2022年7月現在のアットホームのマンション掲載数は8件です。
それに対して戸建ては新築と中古を合わすと80件以上の掲載数があります。
この数字を見るだけでも私の住んでいるエリアは戸建て市場だということが分かります。
つまり、マンションを売ろうと思っても、戸建て市場のためあまり買い手がつきにくいです。
もちろん絶対に売れないというわけでは無いです。
戸建てかマンションで迷っている人は自分の住んでいるエリアが戸建て市場かマンション市場か確認して選択するのをオススメします。
結論
結論から言うと戸建てとマンションどちらが良いという正解はありません、
人によって異なります。
どちらにもメリット、デメリットがありますので、それらを理解した上で選択するのが良いでしょう。
しかし、自分が探しているエリアが戸建て市場かマンション市場かは必ず確認して下さい。
これは資産価値に大きく関わります。
アットホームやスーモを見て、明らかに戸建ての方が掲載数が多い場合は、戸建て市場の可能性が高いため、戸建てを選択するほうが将来的な売却には有利だと思います。
反対にマンションの方が掲載数が多い場合はマンションのほうが良いと思いますし、戸建てとマンションの掲載数が同じであればどちらも資産価値はあると思います。
本日は以上です。
皆さんのお役に立てると嬉しいです。
ありがとうござました。