不動産業界ってブラック?業界の良い面、悪い面を教えます。
こんにちは\(^o^)/
不動産歴6年のますおです。
本日は不動産業界はブラックなのか?不動産業界の良い面、悪い面について記事にしていきたいと思います。
新卒の就職活動の学生さん、転職で不動産業界でチャレンジしてみたい方、全ての方々のためになりますので、ぜひ、参考にしていただけると嬉しいです。
それではどうぞ!
この記事はこんな方にオススメ
- 不動産業界ってブラック?
- 稼げるイメージがあるけど本当なのか
- パワハラのイメージがある
- 残業は多いのか
- ノルマが大変そう
- 退職率が高いイメージがある
目次
不動産業界はブラックと言われる理由
不動産業界はブラックなイメージがあると言う人は多いと思います。
何をもってブラックと捉えるかは個人次第なので、何とも言いにくいのはありますが、ブラックと思われる理由がいくつかあるのでご説明します。
ノルマがきつい
不動産営業には必ずといっていいほどノルマがあります。
最近の不動産会社、特に新卒採用をしている様な大手の不動産会社はノルマでなく目標という呼び名にしていますが、正直、意味は一緒です。
僕も新卒で大手の不動産会社に入社する際、人事の担当者に「ノルマじゃなくて目標だからのびのびやっていこう」と言われましたが、現場に行くとしっかりノルマでした。
どの不動産会社でもノルマはあるのですが、肝心なポイントがあります。
- 上司に相談ができる環境
- ノルマが達成できなかったとき、サポートしてくれる同僚、上司
- ノルマを達成しないと残業をさせられないか
このあたりがブラックかそうでないかの違いだと思います。
不動産会社は給与体系が歩合制がほとんどです。
そのため、みんな自分の事に必死になりがちです。
また、事務所の店長や所長はお店全体の売上がノルマになっているので、優秀な営業マンに反響をわたし、その他の営業マンはできる営業の雑用を行い結果、成績が上がらないということがあります。
そのため、ノルマがあるのは仕方ないですが、上司がサポートや教育をしっかりと行ってくれる環境なのか、しっかりと確認するのが良いです。
残業が多い
不動産業界は残業が多いイメージはあると思います。
理由は営業相手が法人ではなく一般顧客だからです。
不動産業界の中でも売買、賃貸、仲介、買取、様々な職種があるので一概には言えませんが、一般顧客のスケジュールの合わして、夕方までは接客をします。
夕方までの接客が終わってから、契約書類の作成、広告チラシの作成等の事務作業を行いますので、残業が多くなってしまいます。
最近はかなり減りましたが、案件が重なると22時や、日をまたぐこともあります。
ある程度の残業は覚悟して入社するのが良いとは思いますが、残業代がちゃんと出るか確認しておくのは大事です。
ただ、リアルな話、残業代は出ても、タイムカードを切ってから働くような流れの会社はブラックですね。
また、最近は人材確保のために出来る限り残業させない会社が増えているのも事実です。
私の前職の大手不動産会社も一定時間になるとパソコンが強制終了して残業が出来ないようにしているところも多くなっています。
パワハラはあるのか
会社によりますとしか言いようが無いのですが、他の業界に比べるとあるとは思います。
僕自身、幸いなことにパワハラを受けたことはないですが、不動産業界で働いている友人達と話しているとパワハラがあると聞くことはあります。
これに関しては配属先での運の要素も強いですが、今の時代、どの企業もコンプライアンスをかなり意識してますので、少なくとも大手不動産会社でパワハラは少なっています。
パワハラがあったとしても、誰かが本社に報告してすぐに異動や減給になります。
離職率が高い理由
不動産業界は他の業界に比べて、離職率が高いイメージはあると思いますが実は最近では定着率が良くなってきています。
厚生労働省が発表している「令和2年雇用動向調査結果の概要」では不動産業界の離職率は14.8%となっています。
また、退職の理由は必ずしもネガティブではありません。
以下の2点が多いです。
- きつくて辞める
- 独立のため辞める
まずひとつ目はきつくて辞める方は多いです。
残業の多さ、ノルマによるプレッシャー等による心疲れ、また、歩合制の会社が多いので成績不振による給与の低さ等で退職されていく方はいます。
又は、独立していく方が多いのもこの業界の特徴です。
特に不動産仲介業に関しては不動産を右から左に流していく仕事ですので、費用がかかりにくため、独立がしやすいです。
クレームが多い
不動産業界はクレームが多いです。
不動産業界は一般顧客に対して不動産の提案をするBtoCビジネスです。
BtoCはクレームが多いと言われますが、不動産は人生の中でも1番の高単価の買い物です。
普段、気軽に購入するものではないので、お客様もかなり細かいところまで注意しています。
ちょっとしたミスや連絡遅れでもクレームに繋がっていきます。
休みに電話が鳴る
不動産業界は休みの日にも電話が鳴ります。
相手が一般顧客のため、仕方ない事でもありますが、休日はゆっくり休みたい人には大変です。
しかし、会社によっては休みの日は携帯を会社においていくところもあるみたいです。
不動産業界の良いところ
先ほどは不動産業者がブラックと言われる理由について述べていきましたが、良い部分もありますので、書いていきたいと思います。
稼げるチャンスがある
不動産業界の給与体系は歩合制が多いです。
そのため、成果を出せば出すほど給料は青天井に上がります。
僕の知っている人だと30代のサラリーマンで年収4,000万円くらいの人もいます。
このクラスは中々難しいかもしれませんが、20台で年収1,000万円超えは十分、狙えると思います。
達成感がある
不動産は高単価で、専門性も強く求められます。
また、新卒で入社するなら、お客様は自分よりも年上の人が多いでしょう。
目上の方に対して、しっかりと提案して無事に取引を終えることが出来れば、大きな達成感があります。
僕自身、23歳の時に、40代のお客様から「有難うございます。頼りになりました。」と言われたときは本当にうれしくて、この仕事してて良かったと思いました。
学歴や経験がなくても上へいける
不動産業界は良くも悪くも成果を出せば上に行ける可能性が高いです。
そのため、学齢にコンプレックスを抱えていたとしても、関係なくチャンスがあります。
僕の周りでは中卒でも管理職や高給料を得ている方がたくさんいます。
若くして上へ行ける
先程の内容と似ていますが、不動産業界では年功序列ではなく成果によって昇進します。
若いうちから上へ行きたい方にはチャンスが大いにあります。
まとめ
【不動産業界がブラックと言われる理由】
- ノルマがきつい
- 残業が多いところが多い。(最近改善されてるところも多い)
- クレームが多い
- 歩合制のため、成果を残せないと給料が低い
- 休みの日も電話が鳴る
【不動産業界の良いところ】
本日は以上です。
不動産業界、厳しいことがある反面、チャンスもある業界です。
向き不向きはあると思いますが、興味がある方は挑戦してみると良いと思います!
ありがとうございました!